主に解約すべきライフラインには、電気、ガス、水道の3つがあります。
直前まで住まわれていた場合にはインターネット回線等も含まれることがあります。
一般的な引越などをされる場合とこのあたりは同じですので割愛させていただきまして
解体工事までに行っていただきいことをご案内させていただきます。
残しておいていただきたいもの
水道
解体工事を行う前にはすでにお引越しをされていらっしゃる場合が
ほとんどですので、一般的にはライフラインを全て止めます。
ただし、解体工事を行う際には水道だけは残しておくようにしましょう。
解体工事現場では、解体時にでるホコリ、砂煙が飛散しないよう
水をかけながら解体工事を行います。また、近隣道路などに土などが出てしまった場合など道路を掃除して引き上げを行います。
そのため解体工事には水道が必要になり、工事完了までは
元栓だけは空いている状態で、水が使える状態にしておいてください。
水道の停止には立会いは必要ありませんので解体工事工期後に日程を指定しておけば、水道局が止めてくれます。
撤去して頂きたいもの
電線
電気の解約はお電話1本でしていただけます。
電気は解体工事では使用いたしませんので、ご解約いただいて問題ありません。
ただし、解体工事を行う場合にお願いしたいことは
”電線を家屋から取外していただきたい”ということです。
解体工事では、はじめに家屋が解体されますので
当然、電柱から家まで伸びてきている、電線はそのまま解体を行いますと
切れてブラブラとした状態になってしまいます。
契約自体が切れている場合には、解体業者側で電線の回収依頼は行うことができますが電気のご解約時に、工事着工までには電線も外していただけるよう
電力会社にお伝えいただきますとよりスムーズです。
インターネット回線
昨今のインターネット回線は戸建の家屋の場合、電線と同じように電柱から家屋まで
光ファイバーが引かれているものがよくあります。
そういった接続がされている場合、こちらも電気と同様にケーブルを家から
切り離していただけるように、回線業者様へ回線撤去のご依頼をお願いいたします。
無線などの契約の場合は、特に線の回収などは必要ありません。
都市ガス、プロパンガス
ガスも解体工事では一切利用しませんので、工事着工までには
ご解約いただいた方がよいライフラインとなります。
ガスは都市ガス、プロパンガス共に立会いが必要になることが多いため
お引っ越し時などに一緒に解約撤去して貰えるようにしましょう。
浄化槽の汲み取り
最後に、浄化槽がある家屋の場合、浄化槽の汲み取りをお願いします。
浄化槽自体の撤去処分は解体業者で行うことが可能ですが
中身が入っている状態では、処分することができません。
浄化槽の汲み取り清掃を処分業者へ事前にご依頼ください。
解体工事までのライフラインの解約は水道以外は、全て線も含め撤去してもらえるように各会社へ手配しておきしょう。