記念べき第3回目の記事 (一気に書く今日の自己ノルマはここまで。。)です!
今日は「時代と共に変わったのは何なのか?」というお話。
以前とある地方の企業様より
「求人をなんとかしたいのですが10年前と同じやり方なのに
最近では求人広告もめっきり効果なくなってきてしまって・・・」との
ご相談を頂いたことがありました。
どんな媒体で求人広告を出しているのですか?と聞いてみると全て地域密着の紙媒体を利用しており
もう10年以上の付き合いで、いくつかの媒体でずっとやってきたとのこと。
そして紙媒体はその他地域媒体を何社か試したが効果は変わらないとのことでした。
そして担当の方曰く社長さんはかなり年配の方で、インターネット全般、パソコンすらあまり
理解がないお方で、今まで何度か打診はしてみたものの自社ホームページすらまったく話は通らなかったと。。
ご担当の方はおっしゃられてました。
当然従業員が増えないのだから売り上げにも直結するわけです。
そこをなんとかしなければならないと。
はたして広告効果が無くなってしまったのは、使用している媒体の展開力が
下がってしまったからなのでしょうか?
そこでいろいろ調べてみると、他社同地域の同業社はいずれもネット系の求人媒体を
活用していること。そして自社サイトは求人に特化した形や内容で若い人向けに作られているところが多いこと。
ホームページもスマートフォン対応にも費用をかけてる会社も多いこと。
これは現場でちょっと調べるだけでわるようなことです。
求人効果が下がってしまった今回の企業様の件。
原因は「昔から何も変わらなかったその会社自身」なのです。
求人で欲しいはずの求職者はどんどんインターネットを利用する世代になり
紙媒体もスマートフォン一つで求職する時代。
またそこに準ずるように、求人方法を紙媒体からwebへと広げた同業社。
ようするに完全にその会社だけ、ライバルから取り残されてしまった状態です。
同業社も、紙媒体は使用しているらしいのですが
紙媒体をきっかけに実際面接に行こうかと思った方々が
会社のホームページを訪れるとしましょう。
そこにはWelcome雰囲気盛りだくさんに、求職者向けに自社の特徴や待遇福利厚生から
社内イベントまで載せていて、かたやその会社ではホームページすらない。
どちらの会社に先に連絡をするかは火を見るよりも明らかです。
実際紙媒体の、発行部数がさほど落ちたわけでもないのです。
同じことをやっていても、比較検討されて同業社にまさに「採られてしまっている」わけです。
このことは何も難しいことではありません。
問題は「自分たちがターゲットにすべき人たちの今の姿を見ていなかった」ことから起きてしまっていたのです。
このことをもっと担当の方が具体的に社内提案できていたら
インターネットに理解がないとはいえど、経営者様です。
もっと早くインターネットへの展開をしていたかもしれません。
実際このことをまとめた、提案書でその会社はweb広告と自社サイトを作成することになりました。
始めの予算枠はまだ理解が少なくさほど大きくはなかったですが、この1歩は会社の大きな1歩になったはずです。
ここから成果が変わってくれば、今後予算枠も多きく変わっていくことでしょう。
このように会社で起きている問題は、全く別の知識や経験を持った人間を入れて話をすれば
いとも簡単に解決するかもしれないことなのです。
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